冬コミ新刊

いちおう、今回も完成しました。まだ印刷はしていないのですが。。。
中身はこんな感じです。
おたくとセクシュアリティ
・再論『ライトノベル評論』&『負け犬』論争その後(日向)
・復習者に憐れみを―「ガン×ソード」評論―(東目堂)
・混沌の旋律―「おねがいマイメロディ山田隆司脚本における身体的混乱―(東目堂)
・混ぜてよ危険 ライトノベル特集のリベンジ・メディアミックス論と見せかけて(東目堂)
・男性論レビュー(前川邦夫)

僕は久しぶりにラグビーやドラマネタなしで、ちょっと真面目に書いてみたら、東先輩に大受けでした。
ラグビーネタはこっちで書こうと思います。

東芝ブレイブルーパス・冨岡鉄平キャプテンの言葉

少し前の話ですが、冨岡キャプテンが三洋戦後に語ったコトバが印象に残ったので、ここに書かせてもらいます。
試合の結果は東芝32−51三洋。優勝候補筆頭の東芝が、大方の予想を覆す敗北を喫した試合でした。

「勢いだけのチームに負けるような柔な練習はしていません。けが人も居たけれど、層の厚さにも自信がある。今日の力は、三洋が上回っていたということです。マイクロソフトカップ、日本選手権であと2度戦って、両方とも今日以上のスコアで勝ちたい。非常に高いモチベーションをいただけたことを感謝しています。」

まず、自分や自らのチームを卑下せず、胸を張る。
そして相手のチームを称える。最後に、今後に向けた抱負を語る。なかなか言えないコトバですね。このキャプテン率いるチームが、弱いわけが無い。

関東学院 対 法政

秩父宮で観戦したかったところですが、体調が今ひとつだったこともあってテレビ観戦でした。結論から言うと、やっぱり関東は強い! 特にキャプテンの有賀剛!! では、試合の内容を振り返ってみます。
前半は関東のフォワードが法政を圧倒して3トライを連取。接点ですごい強さを見せていました。早稲田の清宮監督が言うとおり、春口監督のフォワードの仕込みは一流です。「さすがフォワード、さすが元フランカー。」 関東の春口監督は、身長150cm台ながらフォワードだったのです。もちろん最初はスクラムハーフだけど。それに対して、法政はウイング小笠原、スクラムハーフ和田の個人技で2トライを返し、前半を21対14で折り返しました。
いい勝負になりそうだと思ったハーフタイム、そんな考えを吹き飛ばしたのが後半開始直後の有賀でした。ハーフウェイ手前でボールをもらうと、そこから突進。いったい何人弾き飛ばしたのか、一人でゴール目前まで突き進みます。一旦止められたものの、最後は有賀が密集から持ち込んでトライ。凄かった。
有賀はゲームの前日、チームメイトを前に「自分を信じてくれ」と語ったそうです。こんなセリフなかなか言えないよ。しかも有限実行。こりゃ惚れるね。
法政も後半28分、何とか反撃すべく必殺のサインプレーを繰り出します。ゴール前で得たペナルティから。ポイントにスクラムハーフ1人が立ち、そこから少し下がったところにフォワード1列が壁を作る。スクラムハーフがパスをして、一瞬壁の後ろにボールを隠します。その直後、デコイ(囮)のランナーがばっと走り出す。なんかアメフトみたいですね。ディフェンスが釣られる間に、ボールを持ったナンバー8がゴールに迫りました。
しかし、ここで再び有賀が立ちはだかります。ディフェンスのラインを突破された後、一人残っていた有賀が足首に追いすがって止めました。これで完全に勝負ありだったかな〜
大学選手権の決勝戦、おそらく早稲田対関東学院が面白くなりました。その前に法政が早稲田と当たりそう。こちらも楽しみです。法政は日本代表スタンドオフの森田が完全に復帰し、低く激しいタックルを取り戻せばなんとか勝機を見出せるかも。今後に期待です。

PLAY ON !!

さすがに凹みましたが、ラグビーは続いて行きます。
先日の早慶戦、テレビ観戦でしたが感想を少し。点数だけ見たら54-0と早稲田の完勝でしたが、予想以上に慶応もがんばっていたと思います。完封負けは想定の範囲外としても、ベストメンバーをそろえた早稲田相手なら100点ゲームもありえたので。
特に前半は、魂のタックルが炸裂していました。ただ、攻撃の準備ができていなかった。前半のうちにチャンスをものにできていたら、大分変わっていたはずです。ディフェンス一辺倒では、やはり勝てない。今村・五郎丸といった日本代表レベルの選手を止め続けられるものではないし。でも最後の方まで試合を見れたのは、慶応の気迫があったからでしょう。
ほぼ予想通りの結果だった早慶戦に対して、今週末の法政−関東学院戦は全然勝敗がわからない。間違いなくいい試合になりますよ〜