『モダンガール論』読了。
やはりいい本でした。文庫版の解説にもニヤリ。斎藤美奈子氏は学生運動に立ち会えなかったのを残念がっていたとか。かなり共感。
そういえば竹内洋か誰かが、戦後の学生運動は大学が大衆化したことに対する異議申し立てだ、みたいなことを書いていました。旧制高校のようなものを期待して入ったのに、ただのマスプロ教育で高校と変わらないじゃないか、話が違う!ってやつですね。
僕も旧制高校的なものに憧れるところがあります。少人数の寮生活、教授との師弟関係、みたいな。書いてみると恥ずかしい… 法科大学院受験は、そんな僕の敗者復活戦なのかもしれない、とふと思いました。文系の学部なんてたかがしれてるけど、今までの大学院に行ったところで研究者になるしかないわけで。
うまくまとまりませんが、今日はここまで。