日本選手権準決勝 早稲田 対 東芝府中

もちろん早稲田を応援しに行ったのですが、残念ながら完敗。肩を落として帰りました。客観的に観たら良い試合だったのでしょうが、ちょっと思い入れがありすぎた分、沈んでしまいました。
この日の早稲田のように、あきらめずタックルに行き、倒れてもまたすぐ立ち上がってプレーする。それだけで十二分にいいチームです。たとえ点差が開いても最後まで緊張感をもって観ることができました。
ラグビーというスポーツの厳しさが出た試合でもありました。
ラグビーは、特に番狂わせが起こりにくいと言われます。そのへんを少し考えてみました。要素としては、だいたい以下の通り。

・格闘技の要素が強い(半分くらい?)
・1チーム15人の団体戦
・前後半40分+ロスタイムの試合時間
・70mあるゴールラインのどこを越えてもトライで5点取れる
・ボールを保持している限り攻撃を継続できる
オフサイドが厳しく、ボールがある地点より前に出てはいけない

とりあえず今日は下書きということで、続きはまた後ほど。

愛ルケ、最終回

このあいだの冬コミでも取り上げた『愛の流刑地』が最終回を迎えました。
最後の方はは惰性で読んでいましたが、タイトルどおりの落ちがついて良かったのではないでしょうか。トンデモなところは多々ありましたが、愛読者として寂しいものがあります。明日から何を楽しみに日経新聞を読めばいいのでしょうか。
堺屋太一歴史小説なんて、全然萌えないわけですよ。万博とかやるより本業でしょうけど。
愛ルケの単行本が出たら買っちゃうんだろうなー
映画を見に行くかは、キャスト次第… さすがに黒木瞳はないだろう。冬香はもっと地味な人じゃないと、感じが出ないと思う。

パスで切る

僕の敬愛する、ラグビージャーナリスト・藤島大氏のコラムが更新されていました。高校・大学の優勝チームのパスがいかに素晴らしかったか、余すところなく書かれております。ぜひご一読を。
http://www.suzukirugby.com/column/index.html

味方が足を止めて受けるパスや、長いけれど山なりのパスは中や下。とびっきりのパスとは、空間へと放る速いパスであります。あの大きな楕円球を、真横に速く・長く送るのはかなり難しいのですが…
伏見工業のSO文字、早稲田のCTB今村のパスは美しかった。あの軌道を見るだけでも、試合の価値があるというものです。

大友信彦、『奇跡のラグビーマン 村田亙37歳の日本代表』、双葉社

正月休みに読みました。
タイトルがちょっと気負いすぎかな…と思ってちょっと迷っていたのですが、数ページ立ち読みしたらもうレジへ一直線でした。
37歳にして、現役の日本代表に選ばれた村田亙選手。僕がラグビーを見出したころは、すでにヤマハ発動機ジュビロでした。この本で、それ以前の福岡東高校・専修大学東芝府中バイヨンヌ(フランス)と渡ってきた軌跡を知ることができました。そして、それをリアルタイムで見れなかったことが口惜しい。
幾多の怪我を乗り越えそれぞれのチームで活躍してきたのは、確かに奇跡的です。もちろん日本代表としても。まだシーズン真っ只中ですが、その後のテストマッチが楽しみです。まだまだそのプレーを見せてください。
あと、ラグビーの見方がちょっと変わりそうです。今まではスタンドオフを中心に見てました。ですがこの本の中で、ゲームをコントロールするのはスクラムハーフの選手であることに納得。これからはハーフを中心に見ようと思います。

冬コミ御礼

当サークルのスペースに来て頂いた方々、ありがとうございました。
ほそぼそとですが、これからも続けて行きたいと思います。
来年以降もよろしくお願い申しあげます。では、よいお年を!